ごあいさつが遅くなりました。
1271票で当選を果たすことができました。
「松本まり」を応援してくださった方みんなに感謝をしたいと思います。
何もできることがなかったと言われる人がいました。
何かできるというのは、偶然ですし、頑張れるだけの条件がそろっていたということがあります。
その頑張れる状況になったときに、きっと頑張ってくださったに違いないと思うのです。
だから、やっぱりありがとうと言いたいと思います。
私は当選すると思っていたのですが、いろんな人が落ちると思っていたということで、やきもきさせました。
就職をしたことがないので、書ける経歴は大学卒というだけ、そして、自分が苦労したので社会を変えたいという気持ちを訴えることだけなのですから、振り返ってみれば、当選したというのは、本当に奇跡だと思います。
女性だから通ったのではないか、ということも言われましたが、この社会で求められているのは「女性の仕事をこなしながら男性並みに働くことができる女性」です。
Twitterでは独身女性だと思われましたし、結婚しているという話をすると驚かれるのは常でした。
そういう意味では、無職で活動していた私は、男性並みに働ける女性としてはみなせなかっただろうと思います。
そして、当選のカギとするものは、市民運動です。
その市民運動をつくることができませんでした。
考えてみれば、本当に当選する根拠がなく、当選すると思っていた私はのんきだったなぁと思います。
当選した理由は本当にわからないのですが、幸運の積み重ねはあったかなと思います。
チラシ入れるなと連絡してきた人が、私が32歳と知って、すごいことだと言って、投票するよと言ってくれたり、戦争ダメだと道端で話になった人が、その後、知り合いの知り合いで講演会に呼んでくださったり。
小さなことはたくさんあったと思います。
原稿離せと言われることもあったんですが、原稿を読む方が絶対に良く聞こえると、自分の特性を信じて、原稿は最後まで手放さずに訴えました。
今日、原稿なしで訴えをしたら、チラシを読んだらよかったのに、と、言われたので、やっぱり原稿はあった方がいいようです。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
落ちると思っていた人からすれば、落ちる要因だらけだった選挙だったのだろうと思います。
その要因を分析していくこと、そして、変えられることを変えていくために頑張っていきたいと思います。
これから、日本共産党として、民主主義とは何なのか、人権とは何なのか、考えながら、泉大津の方々と一緒に、市政の改善に努めていきます。