松本まり の 徒然

松本まりが日常のことを政治とつなげて語るブログ

毎日、活動です!

市議会が終わっても、様々なことに追われています。

継続案件だった相談とか、後援会ニュースの配布、本当にやることが盛りだくさんです。というか、やりたいことが多すぎるんですよね。政治活動は。

議員になってから、本当にいろんなことを考えます。

党のことも考えたいから、文献がどんどん積み上がっています。

議員活動はともかく、党活動がほんと遅れているんですけど(◎_◎;)

そして、党のことを踏まえながらですけれど、好きなように活動させてもらっていて、これだけ自由に活動しながら、ちゃんと日本共産党だなと確認することも多くて(もちろんちょっと考えがちがうかもと思うこともあります)不思議な気持ちです。

 

市政報告会のお知らせと市議会最終日に読み上げた討論原稿。

森下議員がブログにアップしていた討論全文もこちらに掲載しておきます。

 

雨ばかりですが、少し過ごしやすい季節になってきました。

街中で私を見かけたら、ぜひ声をかけてください。

【市政報告会のおしらせ】

報告会の画像


4月21日(日)に市政報告会を14時から行います。

泉大津のことを知りたい方、日本共産党のことに興味がある方、ぜひご来場ください。

 

 

【本会議・討論全文】

2024年度の予算案について総括的な意見を表明させていただきます。

 一般会計予算については、前年度比2.9%の減ですが、大幅に増額された2023度と同様の規模で、本市の厳しい財政状況の中で、財政規律を守りながら運営してきたこれまでの市政運営とは、前年同様に一線を画す大型予算となっています。前年度から市債は6億3430万円の増額となり、全会計を合わせると約510億円の地方債残高を有し増加が見込まれるなど、将来に不安を残す予算となっています。

  こうした予算規模になっているのは、市が自ら決めた公共施設適正配置計画や公園マスタープランとは全く違う形で図書館移転や新公園などを最優先で整備を進め、本来順次整備されているはずだったものが後回しにされてきた影響が反映しています。

さらに新年度には新病院が開院となりますが、委託する生長会とは協定書の締結もないままに予算が計上されていることは根拠に欠く問題だと指摘しました。その協定書は和泉市方式を参考にされるとのことですが、これでは医療機器更新などの設備投資に、市の負担が非常に大きくなるなど指定管理者に有利でその裁量を大きく認めることになり、民間に委託するリスクの抑制ができません。まともな市民への説明会も行なっていないため、こうした負担やリスクは一切市民には知らされないままに進められていることは極めて大きな問題です。

新病院開設にあたりルートの見直しをするふれあいバスですが、昨年からの市立病院の診療科の縮小に伴っての移動の補償は、すでに府中病院に転院して困っている方々がいるのに、新病院の開設までされません。また、ノンステップバスの導入や、デマンドタクシーの検討はどう進められているのでしょうか。現に移動に困難をきたしている人への交通権保障は、市域が狭く平坦と言われている本市にあっても、今後取り組んでいかなければならない大きな課題です。

業務の自動化や対話型AIの導入など業務の効率化をいっそう進めようとしていますが、人の配置でなければ欠かせない分野が多くあります。そのひとつに生活保護ケースワーカーがいますが、3人の欠員が明らかになりました。必要な支援が行き届かないことや見逃しなどはあってはならないことで、欠員補充が早急に必要です。また保育士の配置については、国の改正がようやくなされました。ただ現状のまま当面の経過措置が取れますが、いつまでも当面とならないよう早急に保育士の確保をして「子ども達にもう一人保育士をと」長年待ち望まれてきた改正に基づく配置、安心安全な保育、保育の質の向上に取り組むよう改めて求めます。

 教育に関して、英語のイマージョン教育を小学校全校に広げるという点ですが、日本語の思考能力が十分に伸びない、英語嫌いを生み出すなどのデメリットは、ひとりひとりの顔が見えて理解し合える教育でなければ、防止できるはずがありません。その点での小学校の少人数学級の取り組みでは、国の35人学級は小学校5年生までしかなく、残されたのは小学校6年生だけで、非常勤講師を置いて部分的にしか取り組まず、それも適用されるのは二校だけの対応となりました。市独自で教師を配置して、全学年の35人以下の学級の実現をすることこそ優先すべきです。また、不登校対策についても校内教育支援ルームが小学校2校に留まったという点は、今年度と同じで拡充とは言い難い状況で、一気に全校に広げるというイマージョン教育とはあまりに対照的であり、公教育として取り組むべき優先度が間違っています。

大阪万博に便乗したたった2日間のイベントに2500万円も支出することをはじめ、新病院や新公園など様々な形で民間委託がされて大きな予算が支出される一方で、予算に限りがあるからと改修が限定的で行き届かずに道路が古いまま、放置されている状況があちこちにあります。あしゆびを鍛えて元気に歩きましょうと推奨されても、歩きにくく転びやすい道のままでは本末転倒で、思い切ってエリアごとに一気に改修を進めるなど必要です。予算の振り分け、かけるべき方向が間違っています。

また、気候危機、気候変動への対策は2023年度と変わらない状況で、ゼロカーボンシティを表明した自治体として、本気で対策に取り組んでいるとは言えません。地球は予算がないからと待ってくれません。温暖化対策への予算拡充にもっと取り組むべきです。

必要な財源は、物価高騰が止まらず苦しむ市民の暮らしや、子育て世代をもっと支える予算にするべきです。学校給食無償化が近隣他市ではいっそう進んでいく中で本市が取り残されています。子ども医療費助成の年齢引き上げが大きく遅れ、中学校給食もなかったかつての遅れた状況に逆戻りさせてはなりません。

以上、指摘をしたように市民の暮らしをしっかり支える予算になっているとは言えないことから、一般会計予算に反対とします。

 

国民健康保険事業特別会計介護保険事業特別会計後期高齢者医療特別会計、そのすべての保険料が値上がりになることが明らかになりました。年金収入が上がらない中での値上がりは許容できるものではないことから反対とします。

 

その他の特別会計、水道事業会計や下水道事業会計については、賛成といたします。

 

 病院事業会計につきましては、予算の審査に関わる協定書の締結がないままで審査になったという点で、その根拠を大きく欠いた審議になったと言わざるを得ません。市民へのまともな説明会はなく説明責任を果たすことなく進められてきました。 新病院開設は12月からにも関わらず、それまでの間に病床を段階的に多く減らしていくことは、市民に対して現病院として最後まで市民のいのちと健康を守る役割を果たしていこうとは言い難い姿勢です。公立病院として、患者や市民に対して、そして医療従事者に対しても不利益とならないよう強く求め、市財政に対する今後のリスクの大きさ、申し上げた問題点などから病院事業会計について、反対といたします。

予算委員会の振り返り

 

一週間の予算委員会が昨日、月曜日に終わりました。

気になっている部分について、できるだけたくさん取り上げるべきだ、という姿勢で頑張ったつもりです。

なので、人一倍は、質問の数はやりきったと自負しています。

市政で何が起こっているのかを明らかにする、市の姿勢について、どういう方向性を持っているのかを明らかにする、ということは意識したつもりですが、なかなか反省点は多いです。新人ゆえに、議論の甘さについては、経験のなさですので、ご容赦願いたいところです。

これから、また、成長していけたらと思います。

国保、介護、は本当に難しい問題だけど、自分なりに決算よりは取り組めたと思いますが、これは人の命に関わる問題なので、本当に悔しいばかりです。

アーカイブ配信はこちらから、予算審査特別委員会で見ることが出来ます。

日本共産党市会議員団として予算委員会で述べた総括意見全文を載せておきます。

令和6年度予算書/泉大津市に対する意見表明です。

これからも、誰もが大事にされる市政のためにがんばります。

総括意見・全文

2024年度の予算案につきまして、予算審査の質疑を通じて、日本共産党市会議員団としての検討の結果を踏まえて、意見表明をさせていただきます。

一般会計予算

 一般会計予算については、前年度比2.9%減ですが、大幅に増額された2023度の予算を踏襲したものとなっており、市債は6億3430万円の増額となり、全会計を合わせ約510億円の地方債残高を有し、さらなる増加となることは本市のこれまでの財政状況から見ても見合わない大型予算となっています。

 予算審査特別委員会の議論を振り返ると、防犯灯維持や新設への補助金の増額が行われ、病児保育の実施や中学校給食の自校調理方式への変更は、日本共産党市会議員団として長年求めてきたもので、非常に待ち望まれていたもので評価できます。しかし病児保育事業では予算はわずかでどこまで出来るのか疑問も残りました。

 人件費において、各部署への配置は全体として適切な配置をしているとお答えがありましたが、生活保護費におけるケースワーカーの人員配置は、国基準より3人の欠員が出ていることがわかりました。生活保護制度として法に基づく状況にないことは大きな問題です。 生活保護状態にある生活が困窮している人のうち、最低限度の生活を保障するため利用している人は2割程度しかない低い補足率しかないのがこの国の状況です。制度を利用してその人らしく生きていく自立を助長することを目的とするケースワーカーの仕事は、多岐にわたり、時間がかかるものであり、欠員はあってはならないことであります。ケースワーカーの多忙によって、困っている市民や利用者の問題解決や自立に対して、見逃しや遅れはあってはならない事であり、ひとりひとりの尊厳を大切にする姿勢を常に持つこと、これはどの窓口でも言えることですが、そうした対応を心がけて頂きたいと申し上げておきます。

 「万博よりも被災地支援を」という声が上がっている中で、万博に便乗した泉大津エキスポを、2500万もかけてわずか2日間のイベント開催を行うために民間委託されていることは非常に疑問です。

 子ども医療費助成制度では、保護者負担は現行のままで、妊産婦医療費助成制度は検討すらされていないとのことでした。私の友人にこの冬、子どもが生まれましたが、出産時期に夫婦で新型コロナウイルス感染症に罹患し、非常に大変だったとお聞きしました。そういったリスクがあることからも、妊産婦医療費助成制度も、今後、本当に必要とされているセーフティーネットではないでしょうか。

 公園の整備や小学校の長寿命化などの公共事業が進められていますが、今回の予算で質疑をした公園は、元々の計画にはなかったシーパスパークが優先され整備が後回しにされ、助松公園プールのフェンスは放置をされています。整備により改善されることを望んでいますが、シーパスパークだけに8300万円もの巨額の委託費をかけ続けるのではなく、市内全体の公園の整備と管理がきちんとされること。さらに公園駐車場が高すぎて気軽に行けないなどの声が多くあり利用しやすい料金設定への改善を求めます。

 公民館や長寿園など市民が使う公共施設の老朽化が進んでいます。学校施設の地域交流ゾーンが各学校に整備をされ、代替施設としていく構想がありますが、学校が休みの日だけで、学校がやっている時間に使えるのかなど未確定な部分が多くあります。仮称生涯学習センターへの集約は、この地域交流ゾーンの活用が充分に出来てこそですが、そうした構想は公共施設適正配置計画とは違う形で進められています。本来行政は計画に基づき市民の利益の為に進めるべきですが、その変更が必要というなら市民参加できちんと手順を踏んで変更することがあたり前の行政としての責務ではないでしょうか。

 教育に関わって、英語のイマージョン教育を小学校全校に広げるという点ですが、日本語の思考能力が十分に伸びない、英語嫌いを生み出すなどのデメリットは、ひとりひとりの顔を見ながらできる教育でなければ、防止できるはずがありません。小学校の少人数学級の取り組みでは、国の35人学級は小学校5年生までしかなく、残されたのは小学校6年生だけで、非常勤講師を置いて部分的にしか取り組まず、それも適用されるのは二校だけの対応となりました。市独自で教師を配置して、全学年の35人以下の学級の実現をすることこそ公教育として優先すべきことです。

 また、不登校対策については、人材にこだわって進めていることは評価できる点でありますが、今、悩んでいる子どもたちや保護者にとって、日々に関わる大きな問題です。校内教育支援ルームが小学校が2校に留まったという点は、今年度と同じで拡充とは言い難いのではないでしょうか。様々な形で子どもたちの学びを保障しなければならない市の責務として全校への校内教育支援ルームの設置を求めます。

 病院への繰り出し金についてです。2024年度は、泉大津急性期メディカルセンターが開院する年になります。市からの病院への繰り出し金の根拠となるはずの協定書がいまだに未締結であり、予算の裏付けとしての信頼性が疑われます。病院の再編計画を進めるにあたって市民説明会も行わず、市内の便利な中心地からなぜ市域はずれのエリアへの移転なのか。また転院などで戸惑う市民を置き去りにしてきた再編計画は、未だ多くの市民の理解と納得が得られているとは言い難い状況です。

 以上申し上げてきたように、万博関連イベントなどの巨額な民間委託、公共施設整備の進め方、公教育として優先すべき事なのかなど、公的責任や役割として多くの疑問や問題があり、行政として本来やるべき「住民の福祉の増進」にとって、まだまだ続く物価高騰で苦しむ市民に寄り添うことがいっそう必要とされています。そうした暮らしを支える予算とは言い難いものであるという点から、2024年度一般会計予算には反対といたします。

国民健康保険事業特別会計

 国民健康保険事業特別会計ですが 国保条例が改正をされ、保険料の統一化で条例制定への裁量と国保財政基金活用の権限を制限されることとなりました。これだけ物価高騰で苦しむ市民に対して、保険料の値上げがなされ、市独自での軽減策すら講じることができないことは非常に問題です。基金を保険料引き下げに活用できるようにし、そして市独自の減免制度を堅持できるよう大阪府に対して、構造的な問題解決を強く国に働きかけてください。  質疑の中で「統一保険料だから高いとは考えていない」という旨の答弁がありましたが、現に統一化が進められて以降、大幅に保険料が引き上げになったのは事実であり、すべての被保険者の保険料が引き上げになる国民健康保険事業特別会計には反対といたします。

介護保険事業特別会計

 介護保険事業特別会計は第9期計画が示され、基金のほぼ全額の繰り入れをして、保険料の所得段階が国よりも多い多段階化に取り組まれたにもかかわらず、第一号被保険者の保険料は基準額において約15%の値上げとなりました。基準額において、年間で約一万円の負担増になり、大変な負担であることは言うまでもありません。策定には努力をいただいたとは思いますが、なぜこれ程の保険給付費になっているのか、特に大きく押し上げている訪問介護費にかかる住宅型の施設での利用がどうなっているのか等の分析と検討、調査をきちんとしなければさらに増加していくことになります。この点は強く要望します。今、生活が大変な方々を追い詰め、保険あって介護なしと利用すらできない人がいる低所得者への負担増のみならず、今回の大幅増はいよいよ制度の行き詰まりであり、国への抗議の意味を込めて介護保険事業特別会計に反対といたします。

後期高齢者医療会計】

 後期高齢者医療会計も保険料が値上がりになることが明らかになりました。また賦課限度額が大幅に負担増となります。主な収入が年金である方々であるというのに、出産一時金の費用の一部負担などが導入されたことによる値上がりは容認できるものではないことから、反対とします。

【その他特別会計、水道事業会計や下水道事業会計】

 その他特別会計、水道事業会計や下水道事業会計については、耐震化などの努力をお願いをして、賛成といたします。

【病院事業会計】

 病院事業会計につきましては、予算の審査に関わる協定書の締結がないままで審査になったという点で、その根拠を大きく欠いた審議になったと言わざるを得ません。市民へのまともな説明会はなく説明責任を果たすことなく進められてきましたが、この協定書についても、和泉市のものを参考にされるといった点で、医療機器の設備投資に対して、指定管理者に裁量を大きく認めることになるわけで、市民にとっては聞かされていない、市財政に対するリスクも計り知れません。民間に委託するリスクの抑制ができないことは問題です。

 また、新病院開設は12月からですが、それまでの間に病床を段階的に多く減らしていくことは、市民に対して現病院として最後まで市民のいのちと健康を守る役割を果たしていこうとは言い難い姿勢です。公立病院として、患者や市民に対して、そして医療従事者に対しても不利益とならないよう強く求め、市財政に対する今後のリスクの大きさ、申し上げた問題点などから病院事業会計について、反対といたします。

 

一般質問が終わりました((+_+))

令和6年市議会第1回定例会一般質問 森下巖○災害時の避難や避難所環境の改善について 30分 丸山直土「通学路の危険なブロック塀対策」について20分 池辺貢○施政方針より【学びあうひとづくり 彩りあるまちづくり】と【誇れる・選ばれる・集えるまちづくり】について 25分 野田悦子○施政方針からこどもの育ちと学び 20分 朝比奈大貴○安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想における今後の多様な発展性について 30分 村岡均○帯状疱疹ワクチン接種費用の助成について ○投票支援カードについて 〇令和6年度 施政方針より 20分 大塚 英一○健全な行財政と都市経営に基づく市民サービスについて 20分 西條 徹○学校運営について 20分 谷野 司○災害時における水道の安定供給について 20分 岡本 笑明○【子育て世帯の救世主になる街の取り組み】について 25分 黒川 俊明○泉大津の魅力と発信について 25分 丸谷正八郎 ○「下水道管路施設の包括的民間委託」について ○ 「介護予防事業の更なる充実」について 30分 松本真麗○泉大津市における教育支援について ○ジェンダー平等の取り組みについて 30分  井上信久 ○ワクチン接種による副反応被害救済の取り組みを○通学路に対する安全対策の取り組みを 25分 村田雅利○空き家、空き地対策所有者不明土地問題について 20分

 

質問視聴はこちら

 

泉大津市における教育支援について

  • 中高生の進学に向けた案内の周知において、ホームページでの掲載について
  • 生活保護への高校生への収入認定について、自立のための認定除外の制度の周知の方法について
  • 泉大津市独自の高等学校支援の奨学金の創設

 おおまかにこの三つを求めて、質問をしました。

 中高生の進学案内については、私がかかわった高校生が、一生懸命、検索をしていて、求めるページにたどり着けていないことから、必要だと感じたもので、今、市内の保護者からの要望もあって、作っている最中ということでした。

 二点目は高校生のみなさんへ - 神奈川県ホームページというページを紹介されて、今の案内ではだめだ、こういうページが必要だと、仲間から指摘をされて、本当にその通りだと思ったことから、質問をしました。

 泉大津市独自の奨学金制度の創設ですが、正確には復活です。2002年には存在したものの、廃止をされた制度で、堺市ではやっていることから、復活をしてほしいということを要望しました。

これは中央委員会の政策としてもあります。

高等教育(大学・短大・専門学校)の無償化へ――ただちに学費・奨学金返済を半額にし、計画的に無償化をすすめていく│教育費負担・教育条件│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会

地方で少しでも負担軽減をしてほしいということを求めました。

 

ジェンダー平等の取り組みについて

  • パートナーシップ宣誓証明制度の創設について
  • 公務員の働きやすい職場について
    • 休みやすい職場になっているかどうか
    • 公務員削減はどのようなかたちで進んだのか
    • 組織の論理がどうなっているのか

 

 パートナーシップ宣誓証明制度の創設については、これは同性愛者の方に幸せになってほしいと願うのであれば、当然のことだと思いますし、やはりこの制度があるのとないのとでは、安心感が違うんじゃないかなぁと思います。

 

 公務員の働きやすい職場については、以下の文章に違和感を持ったからでした。

市役所における女性の働きやすい職場環境の整備と、多様で積極的なキャリアアップの後押しを推進するために行っている「女性のキャリアデザイン研修」の取組を発展的に継続して行います。また、入庁初期の段階から市職員として持つべき考え方の習得や理念を学ぶ機会を設け、これらの取組を通して、自身のキャリア形成に向き合い今後のスキルアップや昇任・昇格意欲の醸成を図りながら、さらなる女性のキャリアアップの推進と職場における人材育成の取組の定着を進めてまいります。

令和6年度施政方針/泉大津市

私が女性として生きてきて、働きにくい理由は、生理があるから、家事負担があるから、なのです。でも、様々に、女性と認識されることで、不利益があると思うのです。

本当に、こんなことでいいのだろうか、ということから質問に至りましたが、調査不足だったなということは思います。

「日本は女性を働かせるだけではだめ」 ノーベル賞・ゴールディン氏 | 毎日新聞

私はこの記事にかかれていることに尽きると思うのです。

「なぜ女性は昇進できない」を解明した川崎市職員にたっぷり聞いた 「軽視される仕事」と「形状記憶合金」:東京新聞 TOKYO Web

今日、読んだこの記事も非常に参考になって、質問の中で引用をさせていただきました。これを盛り込んだことで、時間が足りなくなってしまって反省です。

男女という二元論を使って質問するのが適切だったのか、ジェンダーという言葉を使わなくていいのか、女性と言い切ってしまってよかったのか、判断はむずかしくて、今なお、考え続けているところです。

長時間労働があることは否定できないですよね、有給取得率については、決して高いとは言えないですよね、とそこに蓋をして、女性のキャリアデザインを取り組めばいいと考えるなら、それはやはり看過できないことだし、社会が変わらないと思うところです。

今は無料公開期間が終わってしまって、一部の方しか見れない状況ですが、「エッセンシャルワーカー」出版イベント | 社会に不可欠な仕事なのに安く使われるエッセンシャルワーカーの待遇改善で日本社会の持続可能性を取り戻せ | 田中洋子、上林陽治、小尾晴美、津田大介(2/21) - YouTubeではいろんな気付きを得られて、質問の中で助けられましたし、勇気づけられました。

 

今回はいろんな書籍にお世話になりました。

引用した本の紹介も載せておきます。

www.nippyo.co.jp

www.junposha.com

www.iwanami.co.jp

 

本日の一般質問についてはこちらからどうぞ。

コンビニの成人向け雑誌を考える

youtu.be

 

新婦人を取り上げているということを聞いて見ました。

コンビニに行くたびに不快になる成人向け雑誌。

真剣に新婦人が追求しているのを見て、新婦人の会があってよかったということを思いました。

女性を性的商品として扱うこと、それはゾーニングが必要なことです。

表現の自由といいますが、表現する場は選ぶべきであるということ、思います。

YouTube、ぜひ見てみてください。

新婦人の会には、私も助けられています。

泉大津市にも新婦人はあります。

気になる方は泉大津の新婦人事務局0725/22/6641まで連絡してみてください。

 

今、何かを変えたいと切望している方、一人でできることもたくさんありますが、やはり組織に入るとできることが増えます。

もちろん、市民団体は自分で作ることもできるんですが、まずは市民団体はどんなものだろうという方、特に女性としての問題解決をしたいと感じている方には、おすすめの団体です。

 

ホームページもあります。一度、ご覧ください。

www.shinfujin.gr.jp

 

病院整備特別委員会が終わりました

本日は日本共産党党大会日程最終日でしたが、私のほうは委員会でした。

議員になって、二度目の病院整備特別委員会、展開がなかなか想像できず、不甲斐ないかたちでの委員会でした。

精進したいと思うものの、どうしたらいいのか、思案中です。

特に、府中病院の方々から人事の紹介をしてもらえなかったこと、本当に難しいなぁということを思います。

泉大津市議会録画放送

録画放送については、後から見ることが出来ます。

 

自分の一般質問の引用をもっとすべきだったと言われたので、捕捉をしておきます。

9月議会では、泌尿器科について「当泌尿器科は令和6年に閉鎖します。11 月末予定、早期閉鎖の可能性あり。 新病院への移行はありません。(新病院には府中病院泌尿器科が移行します。)梶川医師退職に伴い体外衝撃波結石砕石術をはじめとする多くの手術が対応出来なくなっています。 府中病院など他院への転医は閉鎖直前は混乱が予想されますので早めの転医をお勧めします。」という市立病院の貼り紙から、病院の転院について無責任ではないかということの紹介や、内科での転医の状況、8月に診療に行ったときに、次の診察はできないので、自分で病院を探して欲しいと言われて困っているなどのお話をしました。そういった中で、今回、議会で示された資料の中では、泌尿器科も消化器内科も泉大津急性期メディカルセンターのほうにあるのに、なぜ転医するのか、ということについては、明確な答弁を引き出すことはできませんでした。

 

いまだに明らかにならない協定書。

協定書が締結しないままで、病院の計画が進んでいくこの状況はいいのかどうか。

災害診療を3つの特色で掲げるということなのですが、協定書には盛り込まない、ホームページに特色として掲げているから大丈夫だという答弁で、明文化することは必要であるということを提案したのですが、不十分だったなということを思います。

 

最後は私の一般質問で、泉大津急性期メディカルセンターの診療科を12月に発表するという答弁でしたが、実際に載ったのは診療の縮小や検診の終了という内容で、求めていたものとは違うもので、信用が毀損しているということを指摘して、住民説明会を求めるかたちになり、論理が飛躍してしまったなということを思いました。

もう少し市民の方々の切実さをお伝えをして、せめて住民説明会をして、市民の方々の不安軽減に努めてほしいということを望むべきだったなということを思います。

 

これから、また、協定書の締結などで病院整備特別委員会、開かれるだろうと思いますので、どうしたらうまく質問できるのか、考えていきたいと思います。

 

今年もよろしくお願いします

元旦に能登半島地震

何を言えばいいのか、と言葉に悩み、時間が過ぎてしまいました。

今も、救助活動や避難生活が続いていることを思うと、居たたまれない気持ちでいます。

泉大津からは毛布の救援物資を送っているとのことでした。

 

日本の避難所がひどい、ということは、2018年の西日本豪雨の時の、国会を聞いていて、海外ではどれだけ手厚い避難所があるかということを、確か、福島みずほ国会議員の質疑で知ったような気がします。

当時、やはり野党が大きくならなければ、と、立憲民主党日本共産党のホームページから、どうやって党員になるのかということを調べましたが、どちらも党員になる道についてはわからず保留にして、六年後の今、日本共産党の党員になって、議員になったのだから、あの時、自分が選ぼうとした道を、引き寄せたのだろうと思います。

 

思い出話ばかりを書いてしまいました。

あれから、何一つ変わらないまま、と思っていましたが、後退としか思えない災害対応に、胸が痛みます。

自分に何が変えられるのか、何を変えたいのかを、問いながら、今年も頑張りたいと思います

やはり、避難所生活の改善は急務であることを思います。

命からがら逃げてきた人たちを、あたたかく迎える場所を作っていきたいと願います。

そして、能登半島復興のために、何が今できるのか。

まずは、仲間と一緒に、駅で募金活動をすることにしました。

見かけたら、ぜひ協力をお願いします。

 

やりたいことがたくさんあるのに、時間が本当に足りないなぁと思っています。

体力も足りず、精神力も足りず、党の支えと、家族からの支援があるから、立っていられる状態です。

そんな私ですが、今年も支えてくださればということを思います。

今年もよろしくお願いします。

 

図書館協議会の傍聴

12月26日にシープラで図書館協議会が開かれました。

Xにポストを投稿したのですが。

 

 

 

やっぱりこれだけじゃないと思って、ブログを書き始めました。

図書館発表 2022 年度報告及び評価

【PDF注意】図書館発表 2022 年度報告及び評から引用させていただいています。

 

前図書館の蔵書量は、田立さんのブログによると、24万冊あったそうです。(新図書館 7万冊⇒16万冊??? - こんにちは! ただち恵子です)

24万冊が15万冊となると、かなりの減少です。

 

最初は新しい本が多くていいなと私は思っていたのですが、最近は古い本を探すときに困ります。蔵書が9万冊近く減っているのですから、当然だろうと思います。

 

そして、全登録数を市民の数で割っているのはなぜなのでしょう?

泉大津市民の登録は16,895人です。

この数字で算定すると、23%になり、評価の数字から5%も乖離しています。

こういった数値で評価を発表することは妥当なのでしょうか。

 

市民一人の貸し出し件数を出す意味もよく分かりません。

評価するのであれば、登録している方々一人が平均何冊借りているのか、と考えるべきなのではないか…と、思います。

このあたりは、協議会の方々も疑問だったようで、シープラは、滞在したくなる図書館なのだから、滞在時間こそ算定する努力をすべきなのではないだろうかという、意見が出ていたと思います。

 

確かに、滞在するにはいい図書館だと思います。

ただ、私は何度行っても、図書館に行きにくい、と感じるのです。

私は、高校生の時から本を読むことが好きなので図書館にお世話になることは多いことと、27歳までの間に、自治体を四つほど移動していますから、日常で、いくつかの図書館にはお世話になってきました。

その中でも、殊更、行きにくい図書館なのです。

前の図書館であれば、適当に自転車を停められました。しかし、駅前に移転したことで、ちゃんと駐輪場に自転車を停車させないといけなくなりました。そして、自転車を降りたら、すぐに図書館に入れたのが、今では、四階までエレベーターです。

私と同じく「自転車で行くのが面倒になった」と話してくれる市民さんもいらっしゃいました。

たまに行くと、学生さんが多くて、学生の居場所としては、いい図書館なのだなと思います。勉強のできる、ちょっとしたおしゃべりに寄れる図書館です。

アクセシビリティがよくなったのかどうかは、よくわかりません。

市民の方々とお話をしている中で「市長大きい公園作ったけど、ぱっとしないね。人いてるところ見ないし。図書館も新しくなってから、借りたい本がないものだから行かなくなってしまったわ」ということをお聞きしたりしています。

 

協議会では、ビジネス支援の項目で、本当に必要なものなのだろうかという問いが、示され、市民がどう思っているかを、もっとつかむようにしないといけないという話が最後にされました。

本当に、いい協議会だと思うだけに、残念でたまりません。

 

 

議案については、パブリックコメントについても扱っていました。

図書館では現在、パブリックコメントを募集しているので、意見を送ってみてはどうでしょうか。

 

sheeplaizumiotsutosyokan.osaka.jp

 

 

 

協議会の案内の看板が出ていたので、写真を撮ったのですが、館内は撮影禁止ということでした。