12月26日にシープラで図書館協議会が開かれました。
Xにポストを投稿したのですが。
図書館協議会が昨日、開催されていたので傍聴してきました。非常に素晴らしい議論を聞かせていただいたんだけど、協議会のすばらしさに対して、シープラは賃貸の図書館。自治体として民営化よりもひどいことをしていると思うので、どうしてもそこが気になってしまうんですよね…。
— 松本まり (@mari1990jcp) 2023年12月27日
やっぱりこれだけじゃないと思って、ブログを書き始めました。
【PDF注意】図書館発表 2022 年度報告及び評価から引用させていただいています。
前図書館の蔵書量は、田立さんのブログによると、24万冊あったそうです。(新図書館 7万冊⇒16万冊??? - こんにちは! ただち恵子です)
24万冊が15万冊となると、かなりの減少です。
最初は新しい本が多くていいなと私は思っていたのですが、最近は古い本を探すときに困ります。蔵書が9万冊近く減っているのですから、当然だろうと思います。
そして、全登録数を市民の数で割っているのはなぜなのでしょう?
泉大津市民の登録は16,895人です。
この数字で算定すると、23%になり、評価の数字から5%も乖離しています。
こういった数値で評価を発表することは妥当なのでしょうか。
市民一人の貸し出し件数を出す意味もよく分かりません。
評価するのであれば、登録している方々一人が平均何冊借りているのか、と考えるべきなのではないか…と、思います。
このあたりは、協議会の方々も疑問だったようで、シープラは、滞在したくなる図書館なのだから、滞在時間こそ算定する努力をすべきなのではないだろうかという、意見が出ていたと思います。
確かに、滞在するにはいい図書館だと思います。
ただ、私は何度行っても、図書館に行きにくい、と感じるのです。
私は、高校生の時から本を読むことが好きなので図書館にお世話になることは多いことと、27歳までの間に、自治体を四つほど移動していますから、日常で、いくつかの図書館にはお世話になってきました。
その中でも、殊更、行きにくい図書館なのです。
前の図書館であれば、適当に自転車を停められました。しかし、駅前に移転したことで、ちゃんと駐輪場に自転車を停車させないといけなくなりました。そして、自転車を降りたら、すぐに図書館に入れたのが、今では、四階までエレベーターです。
私と同じく「自転車で行くのが面倒になった」と話してくれる市民さんもいらっしゃいました。
たまに行くと、学生さんが多くて、学生の居場所としては、いい図書館なのだなと思います。勉強のできる、ちょっとしたおしゃべりに寄れる図書館です。
アクセシビリティがよくなったのかどうかは、よくわかりません。
市民の方々とお話をしている中で「市長大きい公園作ったけど、ぱっとしないね。人いてるところ見ないし。図書館も新しくなってから、借りたい本がないものだから行かなくなってしまったわ」ということをお聞きしたりしています。
協議会では、ビジネス支援の項目で、本当に必要なものなのだろうかという問いが、示され、市民がどう思っているかを、もっとつかむようにしないといけないという話が最後にされました。
本当に、いい協議会だと思うだけに、残念でたまりません。
議案については、パブリックコメントについても扱っていました。
図書館では現在、パブリックコメントを募集しているので、意見を送ってみてはどうでしょうか。
sheeplaizumiotsutosyokan.osaka.jp
協議会の案内の看板が出ていたので、写真を撮ったのですが、館内は撮影禁止ということでした。