松本まり の 徒然

松本まりが日常のことを政治とつなげて語るブログ

統一協会について

赤旗を始め、いろんなメディアが統一協会を報じています。

もちろん統一協会というものが安倍さんと深いつながりを持っているということはなんとなく知っていましたが、統一協会がどういうものなのか、わかっていませんでした。

この統一協会の影響、特にジェンダーに対するものについて、知れば知るほど、怒りと悲しみが湧き上がってきています。

私の母親は性教育について、本当に無知でした。

私はギリギリバックラッシュの影響の前に義務教育で性教育を受けられました。

セックスをするときにコンドームをすることが大事である、と学校で教わったんです。

しかし、母親はそうではありませんでした。

14歳の私に、母親が恐る恐る妊娠したと告げました。

つわりがなく、子宮後屈でお腹もまだ目立たず、母乳が染み出してきて、母親は妊娠に気が付きました。生理は三十代後半だしと閉経したのだと思い込んだようでした。妊娠は4ヶ月でした。

私はコンドーム、というのは、気恥ずかしくて「穴が空いてたんじゃないの?」と母親に聞きました。

母親は「中に出してないの」と答えました。それが膣外射精であることがすぐにわかった私は混乱しました。

膣外射精で妊娠は防げないと、学校で習ったというのに、母親はそれで避妊したつもりだということに衝撃でした。なんと答えたかは覚えていません。

 

社会に出てから、母親は、性教育を受けなかったということを知りました。

この社会が性教育について後ろ向きでとても遅れた社会だと気づき、自分も偏見に塗れていることを、SNSを通じて知ることになりました。

性行為には同意が必要であること、自分が性被害を受けていたこと、逆に加害行為もやってしまっていたこと、たくさんの気付きがありました。

 

その教育が遅れていた原因が統一協会であることに、私はたどり着きました。

母親は妊娠して、結婚をして、その夫に虐待を受けて、子どもも育てられないままにガンで亡くなる人生になりました。

私は愚かな母親を憎みましたが、その愚かさは社会によって植え付けられたものでした。

巡り巡って、それが統一協会によるものであったということに気付き、怒りがこみ上げています。 

統一協会を絶対に政治から排除したいと思います。

それが私の悲願です。生涯をかけてたたかいます。

どうかみなさん、一緒に戦ってください。

よろしくおねがいします。