去る6月28日に定例会が終わり、報告をします。
6月19日の一般質問は「高齢者虐待防止における泉大津市の対応について」でした。
今回の質問ではボヤケてしまいましたが、私が本当に問題にしたかったのは、施設での虐待でした。
この時点では、私は、介護保険の仕組み自体が勉強不足でした。
そこから、泉大津社会保障推進協議会での勉強会を経て、制度のおかしさなどを学び、改めて、人権侵害について考えるようになりました。
ずっと前議員の田立さんが取り組んでいた相談で、介護施設における相談の問題が、少しずつ理解でき、たまたま泉大津社会保障推進協議会の方の報告で、介護施設に何らかの問題があると、認識をしたところでテーマに選びました。
そこで調べ始めたのですが、在宅での介護で発生する虐待防止が、主なものでした。
かなり古い本ですが、こちらの本を参考にしました。
この本を参考に高齢者虐待防止センター(YEAP)|横須賀市へとアクセスをして、質問で紹介した【PDF】リーフレットにたどり着きました。
とはいえ、もう20年近く前の本であり、この本で紹介されている仕組み自体は泉大津市でも実践をされているようでした。
国のマニュアルも公開されており、だいたいの仕組みづくりは確立していました。
ではなぜ、私が見聞きしたような、介護施設での虐待としか思えない事案が起こっているのか?
私が接した事案は、未届けの老人ホームで起きていたことだったので、【PDF】有料老人ホーム指導監督の手引き(増補版)も参考にしましたが、問題の発生は何で起こっているのか、やはりわかりませんでした。
どこがネックになっているのか?
介護施設と行政の関係に何かあるというところまで考えて、私は答えを見つけるに至ることが出来ず、提案ができない質問になってしまいました。
くらしナビ・社会保障:「ついのすみか」に特養選ぶなら 「認知症」「みとり」ケア大丈夫? | 毎日新聞で載っていた質問の中で取り上げた報告書はこちらになります。
問題提起にしても、弱すぎる質問になってしまったということは、私の自信のなさから来てしまったなと反省しています。
死後3年経ち発覚 夫は老人ホームでの”暴行死”だった疑い「趣味はゴルフにカメラ、阪神タイガースが勝つたびコイン貯金していた」妻が語った生前の夫の姿 | TBS NEWS DIG (1ページ)
昨年末、泉大津で起きたものです。
こういった事件を起こさないために、行政は保険者として、虐待防止を徹底させる監視する義務があるということは、言わなければいけなかったと思います。
これからも向き合う問題になるかと思いますので、もしお話したいと思われた方はいつでも、松本まりまで連絡をください。