松本まり の 徒然

松本まりが日常のことを政治とつなげて語るブログ

予防接種について

2023年度の決算委員会での振り返りです。

アーカイブ配信はこちら、決算委員会の項目で見ることができます。

また決算書はホームページから見れます。こちら

総務費、民生費、衛生費、土木費、教育費などなど、項目ごとに審議するのですが、それを説明するとわかりにくいと思いますので、私のほうでトピックを考えて、何を訴えたか、説明していきたいかと思います。

 

子どもへのインフルエンザワクチン接種への助成があったほうがいいということをお聞きするので、去年はこども医療助成制度の項目で聞いたのですが、今年は予防接種の項目で要望をしました。

 

高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種費用。

泉大津市は接種が始まった当初から、ワクチン副反応について警告を続けており、そのことから、接種に対する市の助成は一切なしということになりました。

接種費用は7200円になります。

10月の広報紙に記載されています。

 

泉大津広報紙10月号

広報いずみおおつ令和6年10月号/泉大津市のページです。

 

これから医師や看護師さんに「なぜ?」と問われるだろうことを思うと、現場に負担をかける値段なのではないだろうかと思いますし、医師のほうも打たなければならないと考える人に打ってもらえないということで困る値段だろうと思うと。

 

確かに、副反応の問題は甚大です。

私もどちらかというと、副反応の問題があるから、打たない方がいい場合が多いと考えています。

 

とはいえ、重症化リスクが高い高齢者については、打った方がいいのではないか、と思っています。

個票の廃止、全数把握が終わったことで、継続的なデータの観測ができず、データに毀損が生じていることから、なかなかはっきりとデータを提示することが難しいのですが、高齢者の死亡率は非常に高く、ワクチンによって死亡率は下がった可能性が高い、と私は見ています。

高齢者以外については、重症化率や死亡率の引き下げを上回る副反応の問題があるのではないかと。

本来はデータを提示して、語るべきなのでしょうけれども、個票の廃止までなら、データで語ることも可能だったと思うのですが、個票が廃止され、全数把握もやめ、連続したデータがないという状況だと、データの専門家でもない自分がデータを用いて語るのは危険だろうと思っています。

 

訪問して回ると、ワクチンの値段に困って、打つことを保留した方がいらっしゃいました。

これでよかったのだろうかと、疑問に思うばかりです。

 

新型コロナウイルス感染症については、いち早く感染に気付くこと、早期発見、早期隔離、早期治療が必要であるはずなのに、早期発見の機能がほとんど機能していないことこそが非常に問題と思うのですが、そのことに取り組んでいるとは到底思えないまま、ここまで来てしまっています。

公立病院を持っていて、本来なら、地域医療のために役割を果たせたはずなのに…と非常に残念に思います。

ワクチン接種については、医師会の方が非常に頑張っていらっしゃるので、スムーズに接種ができる体制であるのが救いです。